こんにちは。ちゃまやで。
今日は日本を代表するweb3インフルエンサーであるpajiさんによって生み出されたNFTプロジェクトである『dシリーズ』について解説していきまます。
✅『dシリーズ』を知ることで
AI(エーアイ)によるイラスト、キャラクターの生成が歴史的にも『画期的な時期』を迎えているという空気感を感じ取ることができるでしょう。
✅NFT初心者さんにもおすすめ
ホワイトリストの獲得からNFTのフリーミント、その後のリビールまでの一連の流れを『お祭り』のように体験でき、楽しみながらリテラシーを向上させることができます。
dシリーズの全てのフリーミントに参加した私、ちゃまが詳しく解説しますので、どうぞお付き合いください。
始まり
NFTのジェネラティブコレクションがたった1日でリリースできる??
ある日、いつものようにtwitterを見ていたところ、
こんなツイートが目に飛び込んできました
🔺日本のweb3、NFT界隈では知らぬ人のいないpajiさんのこのツイート。
『昨夜思いついて、今夜リリース』??
このキャッチフレーズに少なからず『ジェネラティブNFTコレクション』を理解している人は驚くのではないでしょうか?
え?そんなことが可能なのか?
✅ジェネラティブNFTコレクションとは
コンピューターによって自動生成されたNFTアートのことを指します
例えば世界でも有名なジェネラティブNFTであるBAYC(ベイシー)などからもわかるように,
いくつかのイラストのパーツ(髪の毛、帽子、服など)がプログラムによってランダムに組み合わさり自動生成されています
本来、ジェラティブコレクションを作るとなると、
- キャラクター、パーツデザイン
- ジェネラティブ生成
- mintサイト作成
- データをどこに置くか(IPFSなど)
- ウォレット毎購入制限の設定
- ホワイトリスト受付
- リビール設定
- マーケティング
など、思いつくだけでも複数のタスクをこなす必要があり、
ほとんどのジェネラティブNFTプロジェクトが企業や複数人のチームで生み出され、
1人で、しかも短時間でできるようなものではありませんでした。
そのような現状の中…
🔺このスピード感です笑
なぜ本来、チームで時間をかけて作り出すプロジェクトを1人で生み出せるのでしょうか?
その秘密はAIとテクノロジーの進化にあります
次の項では『dシリーズ』のプロジェクトで実際に使われたツールを紹介します
この3つを深掘りしていきます。
AIとテクノロジーの進化
AIにテキストによる指示を送ることで指示したキャラクターなどのイラストをAIが返してくれるという魔法のようなツールです。
テキストによる指示は『魔法の詠唱』と言われ、
例えば、
『cyberpunk』『short hair』『girl』などのキーワードを打ち込むことで
サイバーパンク風のショートカットの女の子のキャラクターをAIが自動生成してくれるわけです。
更に、Midjourneyが面白いのはDiscord上でオープンに誰でも使える点で、
他のユーザーの『魔法の詠唱』をリアルタイムで確認でき、それをヒントに自分のクリエイティブに取り入れていくことができるのです。
誰でもノーコードでプログラミング知識がなくても使えるのが最大の特徴
興味がある方は是非使ってみてください
*有料課金をすることで商用利用OKとなります
Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)とは
ミッドジャーニーよりも更に性能が高い新しいツール
*ステーブル・ディフュージョン(以下ステブと略します)
ミッドジャーニーが『テキストでの指示』だったのに対して
ステブは『画像で指示』を出すことができます。
これは『イメージトゥイメージ』と言われる新しい技術で、より具体的に『魔法の詠唱』が行えるようになりました。
商用利用も無料。オープンソースで誰でも使えるツールですが、
デメリットとしては、プログラミング知識が必要な点が挙げられます。
ミッドジャーニーより性能が高い反面、初心者には使いにくいツールになっています
ジェネラティブNFTを販売する上で必要なツールをマルっと全部詰め込んだような超便利サービスです
オートミンターがすごいのは、今までエンジニア頼りだった『ジェネラティブNFTを販売する』といった敷居を下げてくれる点で、
- ミント条件をホワイトリストの保有者に限定
- 2次流通以降のローヤリティーを何%
- 1ホワイトリストあたり何個まで購入できるか
- IPFSに画像データーをおく
- 1ウォレットあたり何個上限にするか
- リビール機能
これらの複雑な設定をオートミンターを使用することによりノーコードで簡易的に作り出すことができるようになりました。
AI活用ジェネラティブNFT『dシリーズ』
ミッドジャーニー、ステブ、オートミンターなどの最先端ツールを駆使し、
pajiさんによって実験的に作られたNFTプロジェクトが『dシリーズ』となります
dシリーズのコンセプトは『大人の夏休みの宿題』と題され、
絵が描けない人やプログラムがかけない人でも
AIやテクノロジーの力を借りて短時間かつ少人数、もしくは一人でジェネラティブNFTを販売することができるのか?
といった、実験企画になっています。
『成立するのか、そしてその反響とはどのようなものになるのかお祭り的に実験してみよう』
こうして、第一弾の『dGirlsNFTs』から始まり
今では第五弾の『dWolfgameNFT』へと引き継がれています。
第一弾!dGirlsNFTs
dGirlsNFTsとは
- ミント日:2022/8/22
- 総数:999体
- ノーロードマップ
- ノーバリュー
- ノーコミュニティ
- フリーミント
本来、8月21日フリーミント祭りの予定でしたが、
運の悪いことにオートミンター側のssl証明書が切れるというトラブルに見舞われ1日延期、
8月22日に綱渡りの状態で、無事フリーミント祭りが行われました
トラブルにより、当初の目標である『24時間以内で!』とは、行きませんでしたが
実質48時間以内でたった1人でも爆速でジェネラティブの企画から販売まで行えることを示しました
pajiさん曰く、実質の作業時間は15時間ほどであったといいます
『大人の夏休みの宿題』として始まったプロジェクトですが,
第2弾、第3弾と、dシリーズとなって続いていくとはこの時点では思ってもみませんでした笑
第二弾!dNounsNFT
dNounsNFTとは
- ミント日:2022/8/27
- 総数:999体
- フリーミント
- ノーロードマップ
- ノーバリュー
- ノーコミュニティ
Nounsの二次創作、ファンアート
ミッドジャーニーに変わってステブによってキャラクターが作られました。
dNounsNFTの目的として1つは、このステブを試したいという目的。
もう1つは、
本家ナウンズには『クジラ』と呼ばれるイーサリアム長者(大金持ち)たちがたくさんいることで知られていますが、
dNounsNFTでは、
『この人たちに目をつけられて外貨獲得できるのでは?』
『日本のNFTを広めて大金持ちのタンス預金を少し分けてもらおう!』
という野心的な側面も持ち合わせています
さらには供給過多な日本のNFT業界でパイを取り合っているより、海外に届けることで小さなパイそのもを広げるような活動でもあります。
本家Nounsとは
「ピクセルアートで描かれたフルオンチェーンNFT
NFTを活用したDAOの中では世界で一番の成功しているプロジェクトと言ってもよく、『究極のDAO』と呼ばれていたりします
毎日一体のピクセルアートが自動でオークションにかけられ数千万円で落札されていて、その売り上げが『トレジャリー』と呼ばれるDAOのウォレットに貯まっていき、DAOの活動費に当てられています。
NFT保有者たちはその軍資金の使い道を投票によって決定していくという仕組みです
ボトムアップ型のDAOがトップダウン型の株式会社にとってかわるかもしれないという期待の新しい仕組みとして世界から注目を浴びています。
第三弾!dGoblintownNFT
dGoblintownNFTとは
- ミント日:2022/8/22
- 総数:999体
- フリーミント
- ノーロードマップ
- ノーバリュー
- ノーコミュニティ
Goblintownの2時創作、ファンアート
dNounsNFTに続き世界に広げよう企画の第二弾になります。
Goblintownのイラストの素材を生かしながらステブを活用して面白く変身させるプロジェクトです。
絵柄の癖がかなり強いことから正直、スタート直後では今までの3つの中で一番人気のないコレクションになってしまったのですが、その後なぜかジワジワ盛り上がっています笑
リビール祭りのツイッタースペースは日本語禁止で、ゴブリン語のみで行われるというカオスな世界観を演出しました。参加した人はお疲れ様でした笑
先の2つのフリーミントでも感じたのですが、このdシリーズで初めて
ホワイトリストの獲得
~イーサリアム上でのフリーミント
~リビールに触れる方々もいらっしゃったようで、
NFT初心者さんたちのいい練習試合になっていると考えると、リテラシー底上げの為の有意義なプロジェクトであると言えますよね。
本家Goblintownとは
海外のミーム系といわれるプロジェクトの中で最もうまくいったプロジェクトと言われており、
GoblintownのNFTプロジェクトの特徴は『くだらなさ』とか『意味の無さ』が挙げられます。
これはweb3っぽいミーム文化を体現していて、NFTには色々な表現の仕方があるのだと改めて思わせてくれるプロジェクトになっています
Web3やNFTはカウンターカルチャーの側面もあり、これまでブルーチップと言われる中央集権的なプロジェクトでは有益性、メリットがあるものほど目立っていた中で、ゴブリンは何のロードマップもないし、『特に意味はない』と言い切ってしまったのです。
実はそこがこれまで有意義なものでないといけないという壁を破壊することに成功した理由です
NFTやweb3はもっと自由だ!
Twitterスペースでもゴブリン語を話して、誰が何を言っていてもいいという、やんちゃで、ロックなプロジェクトです。
第四弾!dMoonbirdsNFT
dMoonbirdsNFTとは
- ミント日:2022/9/11
- 総数:999体
- フリーミント
- ノーロードマップ
- ノーバリュー
- ノーコミュニティ
Moonbirdsの2次創作、ファンアート
ステブによって可愛らしい3Dのキャラクターに仕上がっています
客観的に見ても今までのDシリーズの中でも可愛さはトップクラスじゃないですか?
これは日本人でも海外の人が見ても再現度も高いし可愛いのでは?
PajiさんのステブによるAI×NFTのクリエイションのレベルが日々、すごいスピードで上がっていくのを感じます。
ムーンバーズのホルダーも海外のクジラやイーサリアム長者が非常に多いので、うまくその人たちに刺されば、日本の小さなNFTの業界が外貨獲得でき、面白い展開になるのでは?といった期待がこめられています
本家Moonbirdsとは
フクロウをモチーフにした海外の超人気プロジェクト
海外の有望なベンチャーやスタートアップの起業家がNFTを活用してクラウドファンディングのように資金調達的な使い方をして大成功を収めたプロジェクトです。
ブルーチップと呼ばれるNFTの中では新参なプロジェクトとなっており、
NFT保有者は限定クラブ「PROOF Collective」への会員権や限定ディスコードへのアクセス権などの特典がもらえます。
独自のネスト(巣)と呼ばれるステーキング機能を実装し報酬や特典を得ることが可能。
ステーキングすることで全体の売り圧が下がり、リスト率が非常に低いNFTコレクションでも有名です
第五弾!dWolfgameNFT
dWolfgameNFTとは
- ミント日:2022/8/21
- 総数:999体
- フリーミント
- ノーロードマップ
- ノーバリュー
- ノーコミュニティ
Wolfgameの2時創作、ファンアート
ステブの機能を使ってWolfgameのキャラクター達、
狼、ヒツジ、農夫を3D化しています。
第五弾にしてなんと、ウルフゲーム本家の方々にもホワイトリストを配ることに成功しており、シリーズ初の日本+海外によるフリーミント祭りとなりました
徐々に、dシリーズも認知され始め、ホワイトリスト獲得合戦の難易度も上がってきています。
本家Wolfgameとは
ウルフゲームは海外を中心に有力視され、熱狂的なコミュニティを持つフルオンチェーンゲーム
メタバース上のにある農園が舞台のブロックチェーンゲームになります
ゲームの世界観
ユーザーは『農夫』となって、『羊』を飼い、羊毛を生産します。
その羊毛を売ることで利益を出すことができるのですが、
『狼』は羊毛を狙っており、盗むことができ、
羊を利用して儲けたい農夫VS羊毛を盗みたい狼達によるバトルゲームとなっています
フリーミントの参加方法
dシリーズを売買するためにはETHという仮想通貨を手に入れる必要があります。
NFT自体はフリーミント(無料)なのですがガス代と言われる手数料が発生します
せいぜい数百円なので少量のETHがあれば大丈夫です。
ホワイトリストをゲットしよう
dシリーズのフリーミント祭りに参加するには『ホワイトリスト』を手に入れる必要があります。
*シリーズ毎にホワイトリスト獲得条件は異なります
✅過去のホワイトリスト獲得条件一覧
- dGirlsNFTs
応募のみ - dNounsNFT
dGirlsNFTsを4体以上保有 - dGoblintownNFT
dNownsNFTを3体以上保有 - dMoonbirdsNFT
過去の3シリーズのうち、いずれかのシリーズで4体以上保有 - dWolfgameNFT
今までの4シリーズのうち合計で6体以上の保有
twitterで paji.eth
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dシリーズは今のところは、pajiさんの思いつきによって始まったプロジェクトです
今後、コミュニティを充実させていこうという意気込みはなく、突然終了することもあり得るため、あくまでも自己責任で参加しましょう。
ノーロードマップ!
ノーバリュー!
ノーコミュニティ!
DYOR!
が、合言葉です
まとめ
インターネット黎明期に『ウェブサイトを作る』なんて敷居の高かった作業が今ではワードプレスなどで誰でも簡単に自分のサイトが持てるようになりました。
そして、web3黎明期の現在、
世界中の天才たち、イノベーターと言われる人たちが集まり、ものすごいスピードでテクノロジーを進化させ続けています。
最先端のAIなどのツールを使い、非クリエイター、非エンジニアでも誰でも、その気になれば1人でジェラティブNFTを短期間で販売できてしまう時代に突入したと言えます。
ミッドジャーニー、ステブ、オートミンターなどの最先端ツールを駆使し、pajiさんによって実験的に作られたNFT『dシリーズ』に参加してみて、
AIによるイラスト、キャラクターの生成が『画期的な時期を迎えている』という空気感を身を持って体験することができました。
これらを肌で体験できるのも今だけのフェーズかもしれません。
興味のある方は是非、ホワイトリストをゲットして、dシリーズに参加してみてください。
フリーミント祭りは盛り上がって楽しいですよ〜
大人の夏休みの宿題はまだまだ続きます。
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