ブロックチェーンってなんだ?初心者にわかりやすく解説。

お勉強。基礎知識

こんにちは。chamaやで。
突然ですが『ブロックチェーン』って知ってますか?

2022年、様々な場所で、テレビやネットで『ブロックチェーン』という言葉を聞くことが増えているのではないでしょう?

しかし聞いたことはあるけれどブロックチェーンがどんな技術で、何が出来るのかまでは一般の人まではあまり浸透していないように思います。

インターネット以来の技術革新とまで言われるブロックチェーン

このブログではこれからの時代のバズワード

ブロックチェーン』を難しい専門用語を使わず、

初心者に向けてわかりやすい言葉で説明してい行くので、

是非一緒に勉強していきましょう!

ブロックチェーンが当たり前に

使われるのは、確定した未来。

インターネット黎明期のような

空気感を感じるよ。

一緒に勉強していこう

この記事はこんな人に読んでほしい!

  • ブロックチェーンという言葉は知っているけど、意味はよくわかってない
  • 書籍の説明が難しすぎる
  • 新しいテクノロジーを勉強したい(チャンスがいっぱい)
  • 仮想通貨、NFTを始めたい。基礎を学びたい

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それでは勉強していきましょう!

ブロックチェーンの始まり

先に答えを言うとブロックチェーンとは分散型台帳と言う意味になります。

でもこれだけ聞くと、もうさっぱり分からないですよね。

順を追って説明します。

ブロックチェーンの始まり

ブロックチェーンのそもそもの始まりは 2008年 ビットコインを支える技術として世の中に登場しました。

考案者はサトシナカモト。(日本人ぽい名前だけど国籍、性別、年齢など正体不明)今だに誰が作ったか分かっていません。
この時点でミステリアスで興味を引きますよね。

ネット上で発表したビットコインとそのシステムについての論文がブロックチェーンの始まりです

これが本当に本当に画期的で、ビットコイン、ブロックチェーンは様々な分野に応用が効く技術として一部のエンジニアやテクノロジーオタクの人に注目を浴びたのです。

かれこれ14年前に登場したブロックチェーンは今ではインターネット以来の技術革新なんて言われています。

現在、ブロックチェーンは仮想通貨とセットで聞くことが多いですが、あくまで仮想通貨を支える技術であって、応用は多岐にわたります。

ブロックチェーンの4つの特徴

  1. 特定の管理者がいない。特定のサーバーに依存しない
  2. システムダウンしない
  3. 不正や改ざんできない
  4. 自立分散システム

1 特定の管理者がいない。特定のサーバーに依存しない

ブロックチェーンの記事などを読むとほぼ必ずと言っていいほど『中央集権』とか『分散型』という言葉が出きます。

中央集権』とは。
中央に権力が集まった(管理者がいる
国や企業によって運営されるサービスやシステム

『分散型』
権力が分散された(管理者がいない)システム
ブロックチェーンを活用し参加者によって運営されるサービスやシステム

語弊を恐れずに言うと、
中央集権型』は従来のシステム。
分散型』は新しい未来のシステム。

以後、よく出てくる言葉なので覚えておきましょう。

図を見てざっくり理解しよう

図1 からも解るように従来の中央集権型は必ず中央管理者(国、企業)を介してデータのやり取りが行われます

それに対して、
図2 のブロックチェーンの分散型は中央に管理者、権力者がおらず、参加者のコンピューター同士が独立して動いています

銀行の送金を例に考えてみよう

AさんからBさんに1000円を送金するとしよう。

図1
A→→中央→→B

これはまさに今の銀行の送金システムですよね。ここでいう中央っていうのは銀行
AさんがBさんに1000円を送金する場合、 間に銀行の送金サービスを使わないといけませんよね?
みなさんが以前から当たり前に使っているシステムです。

それに対して

図2
A→→B

AさんとBさんで直接お金のやり取りができます
よくよく考えたらAさんからBさんに直接お金を送れたら楽ですよね?
送金手数料を銀行に取られなくなるわけですから笑

AさんからBさんに直接お金を送る。
こんな当たり前のことが実は今まで出来なかったのかと改めて思いますよね。
そうなんです。今までは間に銀行や企業を通さずにお金を送る事ができなかったのです。

しかし、ブロックチェーンがこれを可能にしていきます。

2、システムダウンしない

ブロックチェーンは頑丈なシステムです。

次の図を見てみましょう!

図1
中央が故障したため全てのシステムが止まってしまいました
従来の中央集権型だと真ん中(管理側のコンピューター)が故障すると全てのシステムに支障が出ます
よく銀行のシステム障害でATMが使えなかったりしますよね?

図2
Aが故障してしまったけどBCDEFが動いているのでシステムは動き続けます
ノード(システムの参加者)が分散していると1つ2つ故障したり破壊されたりデータを削除したとしてもシステムダウンせずに動き続ける事が出来るのです

このようなブロックチェーンの仕組みは
P2Pネットワーク(ピアツーピア)と呼ばれて,
このネットワークによってシステムダウンしない強固なシステムを実現するのです

3、不正や改ざんできない

またデータの管理も大きく違います
(ここが重要!)

今までは銀行(管理者)が個人の取引履歴(データ)の全てを独占し、保持しているのに対して

ブロックチェーンだと複数の人々でデータを分散的に保持しています。

ブロックチェーンでは参加者全員のデータ(取引履歴)が確認できるということです。

要するに参加者全員で通帳を共有しているという事になります。

『あ!Aさんが今日100万円引き出してる』とか、
『お!BさんからCさんに100万円送金された』とか。全員が全員の取引履歴を知ることができる

『えーー!そんなの嫌だ!』って思ったでしょう?

まあ、実際には匿名なので一人一人の正体まではわかりませんが、、

AアドレスからBアドレスに、いつ、いくら送金されたなどの情報をみんなで共有します。

*まあ、有名人のアドレスは特定されたりしますけど笑。

更に。通帳(データ)を全員で共有していると言うことは、
少数の悪意を持った人が一部データを改ざんしたとしても、残りの多数の人が正しいデータ、数字を保持している為すぐにバレてしまいます。

ブロックチェーンのデータは不正な削除や書き換え、改ざんができず一度記録した取引記録は消えずに証拠として残り続けるのです。

4、自立分散システム

こうして世界中に散らばった参加者、一つ一つのノードが
協力しあい、見張りあって不正や改ざんを出来なくするために全員が自立して取引き履歴をコピーし続けるような仕組みを自立分散システムと言います。

自立分散システムによってシステムダウンすることなく、不正や改ざんを許さず一人一人が自立して管理者となって堅牢なシステムの一部となるわけです。

このようにブロックチェーンは高い信頼度を求める金融システムにバチっとハマってビットコインなどの仮想通過を支える技術として注目されてきたわけです。

ブロックチェーンのメリット

ほぼ先に書いたことのまとめになってしまうのですが

  • ゼロダウンタイム
  • 正しい取引き記録を残せる
  • ランニングコスト削減

と、このようなメリットがあります。

ゼロダウンタイム

複数のコンピュータがお互いに通信しあうP2Pネットワークを採用している為システムダウンしない。

従来の中央集権型のシステムと異なり、分散型(ブロックチェーン)だと
Aさんのコンピュータがシステムダウンしても、B,C,D,E、、さんのコンピューターが動き続けているためシステムが止まることはないのです。

正しい取引き記録を残せる

従来の中央集権型だと中央のサーバーでデータを集中管理しているので、中央が悪意を持てばデータを改ざんできてしまうでしょ?

分散型だと全員で情報を共有管理しているため悪意を持った1人が改ざんしてもすぐにバレてしまう。
不正や改ざんが発生しないことによって正しい取引き記録を永続的に残すことができます。

ランニングコスト削減

従来の中央集権型だと中央のサーバーに膨大なデータが集中するため、メンテナンスが大変で非常にコストがかかります。

一方、分散型ならば世界中に散らばったノード(参加者)が文字通り分散的に管理しているのでそういったコストがかかりません。

元気玉』のように参加者が少しずつパワーを提供しているイメージです。

ブロックチェーンのデメリット

  • データを削除できない
  • 犯罪者や悪意のある参加者を拒めない
  • 取引きデータ量の増大

などのデメリットがあります。

データを削除できない

これはメリットでもありデメリットでもあります。

ブロックチェーンで一度書き込まれた情報は未来永劫削除できません
不正防止の面では大きなメリットになりますが、例えば個人のプライバシー情報などを誤って書き込んでしまった場合、後から削除することができん。

いい意味でも悪い意味でも融通の効かない頑固なシステムと言えますね。

犯罪者や悪意のある参加者を拒めない

従来のシステムだと、中央(管理側)の判断により反社会性力が参加できなかったり、悪意を持ったユーザーを追い出すことができる。

しかし管理者を分散して受け持つブロックチェーンは参加者が誰でも管理者になるで
たとえそれが犯罪者だろうが麻薬の売人だろうが等しく平等

これは、特定の団体、企業、国に依存しないブロックチェーンのメリットでもありデメリットでもあります。

取引きデータ量の増大

これから先の未来、ありとあらゆる分野でブロックチェーンが使われるようになると、そこで扱われる通信量やデータ量は爆発的に増大し続けていくことでしょう

これにより一時的に処理速度が低下するといたリスクも発生します。

コンピューターの性能の向上やストレージ(容量)の向上だけでは対応しきれない恐れがあるとも言われていますが、まだまだテクノロジーは進化の途中です。
期待して待つとしましょう。

ブロックチェーンの活用事例

ウォルマートのブロックチェーンの活用事例を参考にしてみましょう

ウォルマートとはアメリカに本部を置く世界最大のスーパーマーケットチェーンであり、売上額で世界最大の企業です。

食品管理にブロックチェーンが使われている

食料品などの流通経路にブロックチェーンが試験的に導入されていて

例えばこのキャベツはどこで、が、いつ生産し、どのような流通経路を辿って店頭に並べられているかなどがブロックチェーンに刻まれています

不良品を見つけた場合、その商品がいつどこで発生したか、生産情報がすぐにわかるので食の安全の向上という面では非常に注目を集めています。

スーパーマーケットに限らず、ありとあらゆる分野でブロックチェーンの導入が進んでくることでしょう。

まとめ

どうでした?ブロックチェーン

仕組みや技術的なことをいいだすと少し難しいとは思うけど、ざっくりでも理解していただけたら嬉しいです。

インターネットの難しい仕組みを理解しなくても世界中の人がスマホで毎日利用しているようにブロックチェーンも意識せずに当たり前に使われる未来は確定的です。

インターネット黎明期にその分野にコミットした人や会社は大きく成長しました。
グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルなどがそうですよね。

今のフェーズでインターネット以来の技術革新とまで言われるブロックチェーンにコミットすることでこの後の人生を大きく変えるかもしれません。

何事もスピードが大切ですね。

ブロックチェーンの本質は技術ではなく思想にある

2008年にビットコインの論文をネット上に公表したサトシナカモトは度重なる政府の経済操作や介入を嫌って、
誰も介入できず、システムが決してダウンしない、公正に取引を記録する、新たな金融インフラを作りたかった。
そのためにビットコインを生み出したと言われています。

これからの未来。サトシナカモトの思想が現在のビッグテック企業(GAFA)が支配する今の資本主義社会、中央集権的な権力に対するカウンターとなって、より良い世界に再構築する可能性を秘めていると期待します。

chamaとしては何がより良い世界なのかは正直わかりませんが。
ビットコインやブロックチェーンなどのテクノロジーにワクワクします😇

ディセントラライズド非中央集権)で
アナーキー無政府主義)な思想

そしてその思想を支える革新的な仕組み、土台となる技術こそがブロックチェーンなのです。

どんなに知識を詰め込んで頭で理解したとしても
体験』に勝る勉強はありません
是非、仮想通貨を買ってみてブロックチェーンの世界に足を踏み入れてみましょう

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