こんにちは。chamaやで。
今日のテーマはCC0.クリエイターコモンズゼロです。
また謎の単語が出てきましたねー笑
CC0は簡単に言ってしまえば『著作権フリー』の新しい思想のようなものです。
このCC0(シーシーゼロ)は
web3、NFTなどを世界に広めていく際に非常に重要な考え方になります。
特にNFTに関わる人は絶対に抑えておく考え方ですよ。
今日はコレを解説していきますよ。
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NFTを始めることでCC0への理解が飛躍的に向上します。
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クリエイターコモンズとは
クリエイティブ・コモンズは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。。
簡単に言うと
ネット上のデジタルデータの著作権に対して
こう言う使い方だったらしていいよというルールをクリエイター自身が宣言する。テンプレートみたいなものです。
例えばchamaがキャラクターを作ったとします。
こんな感じのchamaタイガーを作ったとしますね?
この画像の著作権はchamaにあるわけだから、
誰かが無許可で勝手に使ったら倫理的に良くありませんよね?
でも、『ネットで拾った画像』みたいに誰かがブログとかに使いたいと思うかもしれません。
なのでchamaは
あらかじめこのキャラクターを使いたかったら『コレはやっていい』
『コレはダメ』
とあらかじめルールを決めておくわけです。
そういうルールが『クリエイター.コモンズ.ライセンス』です。
CCライセンスは
インターネット時代のための新しい著作権ルールで
作品を公開する作者chamaが
「この条件を守れば自分の作品を自由に使って構いません。」という
意思表示をするためのツールなのです。
クリエイターコモンズ0(ゼロ)とは
それに対してクリエイターコモンズ0とは
著作物、ここではchamaタイガーを自由に使っていいですよ!許諾も入りません。手数料、ロイヤリティーも還元しなくていいです。という宣言です。
めっちゃ太っ腹な宣言なのです。
今まではchamaタイガーを勝手に使ってグッズを作ったりなど商用利用すると、これは著作権違反でヘタしたら捕まってしまいますよね?
しかし、クリエイティブ・コモンズ0は逆。
著作物をどんどん自由に使ってください!
商用利用どんどんしてください!
ロイヤリティーすらもいりません!
収益は全部あなたのものです!
こういった今まででは考えられないようなことがweb3やNFTやDAOの世界では起きているのです。
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『CC0』の考え方は
NFTやwab3、DAOの軸になる考え方になってきていて、もはや欠かせないものとなっています。
- でもなんで?
- もったいなくないですか?
- 製作者になんかいいことあるんですか?
というのが普通の感想ですよね?
コレを理解するためには今までのキャラクタービジネスの仕組みを理解しなくてはいけません。
少し深掘りしてみましょう。
今までのIP ビジネス
まず、IPビジネスというのは
キャラクタービジネスのことです。
ココでもわかりやすいように
『chamaタイガーが超人気IP』という設定でいかせてもらいますね。
ピカチュウとかドラえもんレベルだと思ってください🙏
今までのIPビジネス(キャラクタービジネス)
今までのIPビジネスだと
『chamaタイガーを使ってビジネスするのは構いません。
でもあんたが売れなかった時は私は全然儲かリませんよね?
じゃあ、先に100万円払ってくれますか?』
『あと、売り上げの10%もらいますね。』
と、いった感じで
お金を払ってくれるのならこのキャラを使っていいですよ?
という約束(契約)をするのです。
結果、10億円売れました!と、なったとします。
するとchamaは
『じゃあ、10%の1億円払ってください。最初に契約しましたよね?』
と、言います。
最初のお金と、売れた後のお金をセットでもらうわけです。
IPビジネスではこれが普通なんです。
人気IPであればあるほど売り上げを取れるのです。
IPビジネスというのはあらゆる領域の中でも最も利益を出しやすい構造の一つになっているといわれています。
NFTのIPビジネス
そんな中、NFT、web3の領域のでは、
このキャラ、著作権をどんどん無料で使ってくださいよ!
という謎の動きが出てきているのです。
今までのキャラクタービジネスからすると異質ですよね?
そんな大事なキャラクターとか、著作物をどんどん無料で解放してしまったら?
人気キャラクターなのに許諾もいないし、商用利用もOKとなると?
せっかくの儲け話が台無しですよね?
ところがNFTが世に登場してから『キャクタービジネス』の空気感が変わってきました。
多くのキャラクタープロジェクトがCC0、
著作権フリーを宣言し出したのです
これはどうしてでしょう?
解説します。
まずNFT自体が高額で取引されるようになりました
1つのNFTが何百万円なんてものも珍しくありません。
そして転売しても最初の製作者に手数料が入る。
NFTの仕組みが今までと違うのは正にココで、
転売されても作者や運営に約10%ほどのロイヤリティーが入るようになったのです。
転売されればされるだけ儲かるわけなので転売は大歓迎なわけです。
あなたがいらない漫画をブックオフで売ったとしても作者には1円も入りませんよね?
なんとなくNFTの凄さが見えてきましたか?
さらに今後、その派生プロジェクト
(ゲーム、アニメ)にも収益還元の仕組みが備わってくるとしたらどうなるでしょうか?
今は機能としては実装されて無いんですけど、NFTは売買された履歴、誰が、いつ、いくらで取引されたがブロックチェーン上で一目瞭然です。
その『売り上げのうちの手数料を製作者に返しましょう』っていう機能が
opensea(世界最大のNFT専門店)とかNFTを売買するプラットフォームに実装されれば
派生したゲームやアニメが大ヒットした時、
そのうちの『10%は製作者さんに』みたいなことができるようになるのです。
web3などの進化を見ていると近い将来こういった流れは来るのでは?と思います
これはどういうことかというと。
例えばchamaタイガーをNFTにするとします。
その後、世界的に超人気キャラクターになりました。
ピカチュウと同じくらい人気です。
そこで
- chamaタイガーは好きに使ってください!
- 許諾もいりません!
- お金も取りません!
- 売り上げはあなたのものです!
- 誰でも自由に使っていいですよ!
と、CC0宣言をするとします。
すると??
『この人気なキャラクターを使って、ゲームとか作ったらすぐに売れるし絶対儲かるじゃん。』
となってそのゲームを作りたい会社がいっぱい出てきますよね?
他には、ぬいぐるみにして売ったり、Tシャツにして売ったりする人たちが出てくるはずです。
chamaタイガーを使う企業やクリエイターや
二次創作物のファンたちが広告塔となってchamaタイガーの知名度は
指数関数的に圧倒的な速さで広がってゆく構造です。
しかもNFTなら初めからグローバルにリーチできるのです
今はopenseaなどのNFT専門店では二次流通のロイヤリティーは10%が上限ですけど、
もしもロイヤリティー還元機能が実装されたら
流通総額の10%が自動的にチャリンチャリンと財布の中に入っていく仕組みができるかもしれませんよね?
二次制作する側もされる側もwin-winというわけです。
例えば『同人誌』の世界でも売上の10%をもとの作者に返す仕組みができたらもっともっとオープンになって盛り上がると思いませんか?
現状、本当は違法、グレーなことにも作者が黙認してる文化です。
この仕組みなら公認になって
両者で利益を分ける事ができると最高ですよね
作者さんも『どんどん使ってーとなりますよね?』
業界の活性化にもつながります。
コレって今までのビジネスの仕組みからするとめちゃめちゃなことなんですよ
今まではいろんなパートナー会社と、ゲーム、グッズを作るとなると、
契約書で取り決めを交わして
売り上げを開示して、
その売り上げの何%を払いますとか
ギャランティーとして先に払いますとかが
長い時間をかけて話し合われるわけです。
CC0のNFTになればそれがグローバルで許可いらずで商用利用ができてその売り上げがどんどん還元されていく仕組み。コレが実現したら、、、
CC0という宣言は『今までの著作物の権利』の構造がひっくり返す可能性を秘めているわけです。
最後に
特にNFTとかweb3とかが広がってくると
CC0のほうが既存のIPビジネスに比べて圧倒的な広がりや、持続可能な利益につながる可能性があると感じます。
デジタル上のキャラクターがいかに使いやすい状態であるかってことがポイントです。
そうする事によってボトルネックを無くして
最高効率、最大風速で世界にキャラクターが広まってゆくわけです。
これがクリエイターコモンズゼロです。
ただし、当たり前ですけど人気キャラクターが作れなかったら何も始まリませんよね?
そこが一番難しいところです、、
日本は世界と比較しても人気キャラクターの宝庫じゃないですか!
マリオ、ピカチュウ、ドラえもん、キティーちゃん、
日本が長年培ってきたアニメ、漫画文化こそが
景気低迷して失われた30年とかいってる元気のない日本を大逆転に導く鍵になるかもしれません。
ここにはちょっと期待しています。
つまらない既得権益に縛られずに思い切って世界に勝負してほしいですね。日本は。
ワールドワイドに見てもNFT周りと一番相性の良い国は日本かもしれませんね。
特にクリエイターの皆さん。NFTでキャラクターを作って、CC0宣言してみたらいかがでしょうか。
チャンスが広がるかもしれません。
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