イーサリアムとスマートコントラクト!超初心者のために解説

お勉強。基礎知識

こんにちは。chamaやで。

今日のテーマは
イーサリアムスマートコントラクトについて勉強していきますよ。

超初心者のためにどのサイトよりもわかりやすい言葉で説明するので、
ぜひ最後までついてきてな。

この記事を読む事で

これからの時代に必要不可欠で革命的な

イーサリアム』と『スマートコントラクト』ついて

何がすごいのか、どう言った技術なのかを友達同僚に説明できるようになります。

では。いってみましょう!

chama
chama

難しい言葉は青文字リンクになってるから詳しい説明に飛べるでー

イーサリアムって何?

イーサリアムはワールドコンピューター?

2013年にヴィタリック.ブテリンによって提唱された分散型アプリケーション。

・・・・・・・

うん。意味わからないですよね?
大丈夫ですゆっくりいきましょう。

イーサリアムが登場した時点ですでにビットコインなどの仮想通貨はある程度人々に認知されて盛り上がっていたのですが、

この時点での人々の意識は価格が
上がった、下がった、儲かった。』 
と、まあ一部の賢い人を除いてはそんな感じだったわけです。

この時点でビットコインは社会でガンガン使えるお金ではなくて『』みたいに資産を、投資したり、短期取引で投機したりする事以外に使い道がなかったんですね。

それ以上の面白い事ができなかったわけです。

悪く言えば『相場が安定しない電子マネー』みたいな感じですかね。

ただ、賢いエンジニア達からしたらビットコインの仕組みは本当に画期的だったのです。

ブロックチェーンの発明は絶対何かに応用が効く
何かできないか?と、考えていました

で、ヴィタリック・ブテリンさんが当時19歳。この天才がとんでもないことを提唱したわけです。

それは何かというと
ブロックチェーンの上でいろんなプログラム(アプリ)を動かせるようにする』という事です

ブロックチェーンがまだわかってない人はまずココを🔻

これはどういう事かというと

パソコン』ってありますよね?

その中にいろんなアプリインストールして使うでしょう?

そのパソコンの部分をブロックチェーンに置き換えて、、

ブロックチェーン上に様々なアプリインストールして使えるようにしたという事です。

ピンときましたか?もう少し説明しますね。

この図は地球に分散したA~Fのノード(参加者)で形成されたブロックチェーンのネットワークを表しています。

ヴィタリックはこの世界に跨ったブロックチェーン。ここではA~Fの6つのノード(参加者のコンピューター)を合体させて超巨大な地球にまたがる1つのコンピューターにしようと考えました。

まさにワールドコンピューターです。

そして、その超巨大なコンピューターにアプリをインストール出来るようにしようと考えて実行していったのです。

さっきはA~Fの6つのノードで説明したのですが

実際にはイーサリアム用のブロックチェーンを動かすためのコンピューターは世界中に100万台以上が散らばっていて、

  • その100万台が繋ぐブロックチェーンのネットワークに跨って走る1つの超巨大なバーチャ
    ルコンピューターにしよう。
  • そして、そこには様々な人が自立的に作ったアプリを誰でも自由に置くことが出来るようにしよう。
  • しかも、オープンソースで(プログラムコードを誰でも見れる状態)

このような理念によって地球上のコンピューターの力を合わせたワールドコンピューター
『イーサリアム』が生まれたのです

いやー。とんでも無く巨大な構想ですよね?

こうして2022年現在では様々な
dapps(分散型アプリケーション)がイーサリアム上で使われるようになってきています。

dappsていうのはブロックチェーン上のアプリのことですよ。

では少し話を進めて。

ビットコインもイーサリアムもブロックチェーンがありますよね?

じゃあ、なんでイーサリアムだけこんなことが出来るの?って思いますよね?

それが『スマートコントラクト』という技術です。

ビットコインイーサリアムの1番の違いは『スマートコントラクト』が
備わっているか、
備わっていないか、
という点です。

ではここからは『スマートコントラクト』がどういった技術なのかを勉強していきます。

*実際にイーサリアムを触りながら勉強すると
学習速度が早まります。
仮想通貨口座を開いてイーサリアムを買って
dapps(アプリ)を使ってみましょう

コインチェックで口座開設
ビットフライヤーで口座開設

スマートコントラクトって何?

契約内容のプログラム化。

先に答えを言うと『スマートコントラクト』とは

人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる仕組みです。

自動販売機を想像するとわかりやすいで。

  • 欲しい商品を選択
  • 代金を投入
  • 設定されたルールが満たされたら自動販売機がその商品を出す

この一連の流れの自動化です。

もともとイーサリアムは仮想通貨のプラットフォームなのでお金の取引ができますよね?

契約をスムーズにするために

  • 検証
  • 執行
  • 実行
  • 交渉

などの行動をあらかじめプログラムされたルールに従って、ブロックチェーン状の取引を実行するのがスマートコントラクトです

今までのスマートコントラクト

さっき述べた
一定のルールに従ってプログラムが実行される事』自体は実はなんら新しいものではない。

自動販売機はずいぶん昔からありますよね?

考え方自体は1994 ニック・スザボと言う暗号学者によって提唱されていました。

新しいスマートコントラクト

それをイーサリアムの考案者であるヴィタリック・ブテリンが『ブロックチェーン技術』を利用して開発、提供を始めたという流れですね。

今では『スマートコントラクト』と言えば『ブロックチェーン』とセットの技術みたいになっていて、
ごっちゃになってるけど、もともとは別の技術で、今はこの2つのことをまとめて
スマートコントラクト』と言っても通じると思います。

ブロックチェーンにスマートコントラクトの機能を組み込むことによって
データが改ざんされない形で契約の検証、執行、実行、交渉などができる。

中央管理者などの第3者を介さずに『信用』が担保された
トランザクション(取引)を処理できると言うのが最大の特徴です。

どんなことが可能?

ではスマートコントラクトの技術で、将来どんなことが出来るようになるの?って思いますよね。

今までの仕組み

よし、じゃあ『メルカリ』を例にして考えてみましょうか。

まずはメルカリってどう言うサービスでした?

  • Aさんが売りたい服を出品する
  • その商品を欲しいと思ったBさんが買う

で、ここで一番問題なのが『信用』です。

もし個人間で取引する場合、

  • Bさんはお金を払った
  • しかしAさんが商品を送ってくれない

なんてことになったら大変です。

知らない人同士のネット上の取引はただの口約束では困ります

なので、その取引の見届け人として『メルカリ』などの第3者に間に入ってもらうわけです。

取引自体はアプリで自動化できているわけやから、最後にネックになる『信用』の部分を『メルカリ』と言う信頼できる企業にやってもらっているのです。

その報酬として第3者に幾らかの報酬(手数料)を払うという仕組みです

AさんもBさんもある程度お金を払うことで『メルカリ』と言うプラットフォームを使ってスムーズに信用のある取引を行うことができるのです。

これからの仕組み

では、ブロックチェーンとスマートコントラクトで活用するとどうなるでしょうか?

第3者を『メルカリ』の代わりに『プログラム』で自動化するということです。

イーサリアムは世界中の誰もがブロックチェーン上にアプリ作ることができる

イーサリアムでメルカリみたいなdapps(分散型アプリ)が出たらどうなるのか?

  • Aさんが売りたい服を出品する
  • 欲しいと思ったBさんが買う

基本的にはここは特に変わりません。

ここから先が進化します。

今までプラットフォーム側が担当していた『信用のおける第3者』をブロックチェーンの上のプログラムであるスマートコントラクトが担当します。

そのプログラムには様々なルールが設定されてその定められたルールさえ満たせば
必ず自動的にプログラムによって強制的に契約の執行、実行が行われる。

中央管理者(ここではメルカリ)を介さないことによって、

  • Aさんは売り上げを中抜きされることもなく、
  • Bさんも、約束を反故にされる心配もなく、

直接、個人間での取引が可能になりますよね。

そしてプログラムされた内容や実行された取引の記録はブロックチェーン状に公開されるので決して不正や改ざんができない仕組みを作ることが出来るわけです。

中央をプログラムにすることで、そもそも『疑う』という心理的な要素を取り除く
『トラストレス』な仕組みを作ることが出来きます。

『トラストレス』とはweb3の世界でよく使われる『信用する必要がない』といった意味です。



メリット

先に述べたことに加えて

最大のメリットは取引時間の短縮化や人件費の削減です。

コレまでの取引をする場合に必要だった、たくさんの労働力や
コストのかかるサーバー設置が不要になるのです。

今の世の中無駄やなーって思うこととかいっぱいありますよね?

膨大な契約書、書類とか、あと一番ヤバいのは『ハンコ』です笑

  • コロナでリモートワーク中なのにハンコ押すためにに出社とか馬鹿げてますよね?

    ✅『意思決定』以外の人間がやらなくていい部分はなるべくブロックチェーンスマートコントラクトを活用してどんどん無駄を省いていったほほうがいいですよね。

    スマートコントラクトの技術は、
  • 金融業界
  • 不動産業界
  • 役所等の公共機関

などからさまざまな需要があると注目されています。

デメリット

最大のデメリットはプログラムにバグがあったら全てが崩壊しかねないことです。

悪意を持った人は必死にプログラムの綻びを見つけて攻撃を仕掛けてきます。

スマートコントラクトは完璧なプログラムじゃないといけないのです。

ブロックチェーンのスマートコントラクトは全てオープンソースになっていて、誰でもプログラムコードが見れるようになっています。

守る側も、攻撃する側も、そのコードのどこに穴があるか、どこか見落としはないか、、と、日々、天才たちの間で戦いが繰り広げられてるのです。

成熟してみんなが安心して使えるまでにはもう少し時間のかかる技術です。

あとはイーサリアムのガス代が高い問題もあります。

ガスについて説明するとかなりややこしくなるので今の時点では
イーサリアムを使うための手数料』と覚えておいていいかな。

この高い手数料のせいで、現状、手軽に利用するには難しい状況が続いています。

タイミングよってワンクリック1万円するときもあるよ。


高くて使い勝手が悪いよー

この問題はは将来イーサリアムが『レイヤー2』に移行することで解決すると言われています。

今は、時間とともにととも解決すると思っていきましょう。

最後に

スマートコントラクトの発展によって将来人間の働き方はガラリと変わってくるかもしれませんね。

人間にも機械にも得意、不得意はあるから全部が全部テクノロジーによって
自動化するとは思いませんが

今無駄に感じている作業や、めんどくさい雑務のほとんどが将来、ブロックチェーンやスマートコントラクト、そしてAIなどのテクノロジーの発展とともに自動化していくかもしれません

人間の労働自体が減っていきますね。

未来の人間の仕事は『意思決定』とか『遊んで暮らす』ってことだけになるかもしれません。

そうなった未来に、今までなんとなく惰性で働いてきた人も自分の本当にやりたいことはなんのかを強制的に考えないといけなくなってきますよね。

そうじゃないと、暇で暇で仕方がないですもんね。

案外それがまた人々のストレスになったりして笑

なんか脱線してきましたが、、

今日はスマートコントラクトをざっくりでもいいので理解してもらえたら嬉しいです。

実際使ってみると、めちゃめちゃ理解できると思うので、
仮想通貨(ETH)を買ってイーサリアムウォレットを作って
イーサリアムのアプリを使ってみてください。

世界の見え方が少し変わりますよ。

コインチェック

ビットフライヤーで口座開設




コメント