こんにちは。chamaやで。
NFT、日本でも盛り上がってますね。
テレビなどで言葉だけでも聞いたことがある人も多いのではないでしょうか
今日はNFTについて分かりやすく開設しますよ!
NFTはまだまだ始まったばかり、今から初めても全く遅くありません。
🔻いきなりNFTを体験したい人はこちら。NFTを始める全てを解説しています。
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NFTの定義
NON FUNGIBLE TOKEN (ノンファンジブルトークン) の頭文字を取ってNFT
意味は『非代替性トークン』。
『交換できないデジタル資産』という事です。
『交換できないデジタル資産』とはどういうことでしょうか?
Aさんの持ってる1万円と
Bさんの持ってる1万円は
交換しても価値は同じ1万円ですよね?
すなわち、代わりが効く『代替性』ということです。
では、
同じ『野球のボール』があったとして、
1つは普通のボール
1つは有名選手のサイン入り
これは代わりが効かない『非代替性』ということです。
以上をデジタルデータに当てはめてみましょう。
例えば世界に一つしかないデジタル資産があったとしたらどうなりますか?
それは替えが効きませんよね?
NFTとは
デジタルデータに数量を限定させて価値を持たせた交換の効かないデジタル資産。
それが『非代替性トークン』。NFTです。
![](https://chamapunks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_0037-2-150x150.png)
まあ、こんな言葉の定義なんてどうでもいいことやで!
NFTの本質を説明していくで〜
今世界で起こってるて事。
まずはざっくり有名なNFTを見てみましょう!
どんなところに価値がつくのでしょうか?
![](https://chamapunks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_3192.jpg)
アート的価値
75億円!?の衝撃
コレはbeeple(ビープル)と呼ばれるデジタルアーティストの作品です。
とあるオークションで落札されたが誰が買ったのかは謎に包まれています。
![](https://chamapunks.com/wp-content/uploads/2022/06/42040D24-91DE-496C-8EE8-F8870D794100.jpeg)
歴史的価値
この石ころの絵はイーサロックスと呼ばれるNFTです。
え??石、、、
1億円以上で取引されて話題になったんですよ?
どうやら世界で初めてのNFT
(と、言われています)
歴史的に価値あり。
![](https://chamapunks.com/wp-content/uploads/2022/06/37ACABFB-89DD-43EB-8170-484B5DC0B398.jpeg)
コミュニティー的価値
現在世界で一番有名なNFTコレクション
BAYC(ベイシー)です
一つ一つが2000万円以上。
所有者しか入れない強力なコミュニティーがあり、
世界のセレブ達が所持しファッション的要素もあります。
『むむ…なんかよくわからんけど…いや、わからん😭』
値段のケタがおかしい!
NFTを知らない人の本音だと思います。
chamaも初めはそう思いました。
『ただのデジタル画像が一億円以上??』😭
なぜ価値がつくのか
今までのデジタルデータ。
いわゆるネット上にあるJPG画像とかは本来値段がつかないものです
なぜ値段がつかないのでしょう?
『値段』というのは『需要』と『供給』のバランスによって決まりますよね?
『需要』に対して『供給』が大きいほど値段は安くなります。
例えばあなたがツイッターのアイコンを『ドラえもん』にしようと思ったとしましょう。
どういう手順を踏みますか?
- まずはネットで画像検索
- いい感じのドラえもん画像を探す
- 右クリックでコピーして保存
- アイコンに設定
これが今までみんなが行っていた当たり前のことですよね?
さらにその画像は10個でも20個でもコピーすることができます。
ここでコピーした画像は全てが全く同じデータで、同じ価値を有するデジタルデータです。
コピー元もコピー先も全て同じデータの画像なので見分けもつきませんし、
見分ける意味もありません。
✅要するに『需要』に対して『供給』が無限なのがデジタルデータなのです。
これでは価値がつくわけがありませんよね?
じゃあ、そのドラえもん画像が
この世に1つしかなかったら?
価値がつくと思いませんか?
それがNFTです。
勘違いしてはいけないのはNFTといえども画像は画像です。
いくらでもコピーはできます
でもそこに本物(元の画像)と偽物(コピー画像)の区別がつくようになったらどうでしょう?
NFTはオリジナルの画像を定義することが出来るのです。
もう少し深掘りしましょう!
モナリザはなぜ価値があるのでしょうか?
- 有名な画家が描いた絵
- 年代物
など、いくつかの要素があると思いますが、
一番大事な要素はその価値のある絵がこの世にひとつしかないということではないでしょうか?
モナリザがデジタル画像だった場合これほどの価値が果たししてついたでしょうか?
答えは『ノー』ですよね?
先ほどのドラえもん画像と一緒ですね。どんなに『需要』があろうと『供給』が無限。
すなわち、コピーし放題のアートなんて価値がつくはずもありませんよね?
NFTがわかってきましたか?
今まで『デジタルデータ』はどんなに素晴らしくても無限にコピーできてしまうおかげで価値の持ちようがなかったんです。
右クリックで『供給』が無限ですから。
NFTの技術は無限にコピー出来るデジタルデータの中から本物と偽物を区別できて
『本物はこれやで』
『コレ以外は偽物やで』
っていうのを定義できる技術です。
そして絶対に改ざんできないブロックチェーンの上に証明させるわけです。
今のNFTはファッションみたいな物?
2022年現在のNFTの流行。そのほとんどが『PFP』と言われるジャンルです。
これは主にプロフィールアイコン用のNFTです。
最近のTwitterをみてみると六角形のプロフィールアイコンの人がいることに気がつきませんか?
あれはtwitterの新しい機能でNFTをプロフィールアイコンに設定すると六角形で表示されるのです。
そのうち多くの人が六角形のアイコンになってくると、丸いアイコンの人とより差別化されていくことでしょう。
そして何のNFTを所有しているのか一目瞭然ですよね
それにより、好きなファッションブランドのように、
『系統』とか『所属』の証明のような感じになってくるのではないでしょうか。
そして、同じNFTや似たようなNFTの
所有者同士のシンパシーというかコミュニティみたいなものが出来上がります。
『押し』が一緒。みたいな感覚が近いかもしれません。
- ファストファッションが好きな人、
- 高級ブランドが好きな人、
- 限定品、希少なものが欲しい人
- 芸能人や、インフルエンサーと同じものが欲しい人
など、所有するNFTにも同じようにその人の『センス』のようなものが宿ります。
さらに今までネットで拾ったアニメキャラの画像などをプロフィールアイコンに設定していた人たちにも変化が現れます。
今まで、みんなが当たり前にやってきた
『コピー』という行為が急に『本物』が登場してきたせいで
『パクリ』とか『パチモノ』みたいな感覚になってくるのがわかりますか?
『ブランド物のパチモン』みたいになってくるということです。
✅よくよく考えてみたら今までみんなデジタルデータの無料に慣れすぎていたんですよね。
クリエイターが書いたキャラクターや写真や文章のデータは本来、紙に書いたものと同じだけの価値があるはずです。
NFTが登場したことでその『当たり前』に気付かされました
NFTとはデータに『価値』を与えて『所有』する事ができる技術
ファッションのようにその人の
『系統』や『所属』、『センス』を表明することができるアイテムのような側面もあるのです。
加速するクリエイターエコノミー
個人クリエイターは何もイラストレーターだけではありません。
- ユーチューバー
- インスタグラマー
- ブロガー
- プロゲーマー
などの個人クリエイターたちは今どうやってお金を稼いでいるかわかりますか?
収益モデルはどうなっているのでしょうか?
正解を言ってしまえば『広告収益』です
『広告収入』の収益モデルを簡単に説明すると
自分の作品に広告を載せて、プラットフォーム側に作品を『置かせてもらっている』わけです。
広告を載せる見返りとして報酬を得ているわけです。
この仕組みだとプラットフォーム側、
youtubeで言えばgoogleが管理者となります。
その管理者に収益の大部分を中抜きされている構造になります。
当然クリエイターに入ってくる収益は少なくなります。
いつの時代もクリエイターは搾取されてきたわけだけど、
NFTの登場によってクリエイターの収益モデルも変わってくるかもしれません。
NFTにはマーケットプレイス(NFT専門店)というものが存在していて『誰でも』自分の作品をNFTにして売ることができます。
この『誰でも』がポイントです。
生まれた場所、人種、年齢、性別、犯罪歴の有無さえも関係なくて、
ネットにさえつながれば、そのコンテンツの価値を、中抜きなしで、しかもいきなりグローバルに更には世界共通の通貨(例えばETH)で直接、個人と個人で取引できるのです。
例えばメタマスク(仮想通貨ウォレット)をopensea(世界最大のNFTマーケットプレイス)に接続するだけで誰でも簡単に世界市場にアクセスできるのです。
すごい時代ですよね
既得権益へのカウンター
従来のアートの売り方
今までの『アート』の売り方を知っていますか?
アートは『ギャラリー』を通して売流のが一般的です。
『音楽』でいうところの『レーベル』を想像すると理解しやすいと思います。
この売り方だと『売り上げ』は間に入っている色々な業者に中抜きされてアーティストに入ってくる頃にはかなり少なくなってしまいます。
✅もう少し詳しく説明すると
- 売れてないが画家がギャラリーに絵を安く売る
- その後世界的に有名なアーティストになる
- 昔に安く売った絵をギャラリーが高く売る
- アーティストには1円も入ってこない
- ギャラリーは儲かる
これが今のアート界の常識です。
NFTになると
NFTによって変わる!
- 売れないイラストレータがNFT作って売る
- その後世界的アーティストになりました
- 作品も高額になっていろんな人に転売されていく
- NFTだとその売上額の10%とかがアーティストにロイヤリティーとして入り続ける
- 転売されるたびに10%が未来永劫、自分が死んだ後も自分のウォレットに入り続ける。
- 残された子孫にも入り続ける
これほどまでに収益の仕組みが180度ひっくり返ります。
今までの中抜き業者や中央で徳をしていた人たちを排除して個人で売り上げを上げれる仕組みができたわけです。
デメリットもある
仮想通貨必須
一般の人が買うまでが大変です。
いや、慣れたら大した事はないのですが、、
最初の一歩を踏み出すのが重い(笑)
chamaの経験上。
周りの人のほとんどが知らないのでNFTをあんまり嬉しそうに話すと
人によっては『怪しいツボ』みたいになるから注意が必要です(笑)
まだまだ世間一般にNFTの理解が追いついてないのが現状です。
『今からNFTを勉強しても遅いですか』とよく効かれるのですが、
答えとしては『めっちゃ早い』です。
周りにNFTを買ってる人なんてほとんど居ませんからね。
ラグプル 詐欺
業界用語ではラグプルと言います。
どう言うことかというと
NFTプロジェクト始めます!みんな買ってね。
このNFT持ってるとこんないいことあるで!
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全部完売しましたー!ありがとー!
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運営、売上持ったまま逃げる。webサイトも消滅
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電子ゴミだけ残る。そして、誰もいなくなった、、、
冗談ではなく、これは日常茶飯事です。
新しすぎる技術が故に無法地帯なのです。
ハッキング
コレもまた多いです。
今日も世界のどこかで誰かのNFTが盗まれています。
慣れてるインフルエンサー達ですら結構、被害に遭っているのが現状です
特に初心者で注意して欲しいのは『初心者と宣言すること』です。
『自分は初心者です、誰か教えて』とか言おうものなら、親切な詐欺師が大量にやってきます!
心にいつも『DYOR』= 『自分で調べる』を持っておきましょう
NFTに限らず大事な事だと思います。
まとめ
色々怖いことも書いたけどそのデメリットを補って余るほどのポテンシャルを秘めてるのがNFTなのです。
マインクラフトで遊んでいる小学生は自分がCGクリエイターだということを自覚してません。
TikTokをやっている高校生も映像クリエイターとして動画を作っているわけですよね?
コレからの時代はそんな些細なクリエイションにも金銭的価値がついていくかもしれん。
新しい世代のクリエイターの活動が良い方向性で正しい評価を得られるエコシステムをちゃんと作っていきたいものですね!
もう少しだけ話させて!
正直、NFTにはいろんな側面から語ることがありすぎてとても一回では語り尽くせません
今回は特にクリエーターとかアーティストに偏ったNFTの話をしてしまったわけですけど
それと同じか、それ以上に大事な役割がNFTにはあります。
先に答えを言うと『コミュニティー』の存在です。
それがNFTが今までのアートと違う一番の要素かもしれません。
機会があればまた記事にしますね。
✅どんなに勉強して知識を入れ込んだところでNFTを実際に『買って』『所有する』ことに勝る勉強はありません。
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詳しく解説した記事もありますので、是非NFTを始めて体験してみてください
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