スニーカーNFTから見る価値観の変化【デジタルファッション】

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近年。北米を中心に盛り上がりを見せているデジタルファッション。その中でもとりわけ注目を集めるのはバーチャルスニーカー市場で、

近い未来に来るであろうメタバース経済圏を予見させる出来事が起きています

✅この記事ではデジタルファッション、ファッションNFTについて深掘りしていきます
今世界で何が起きているのか。どこに向かっていくのか。勉強していきましょう

Nike(ナイキ) CryptoKiks

Nikeのメタバース・シューズコレクション
「CryptoKicks」が約1,300万円で落札!

RTFKT and Nike CryptoKicks, introduce the Future of Sneakers

Nikeは2021年12月、メタバース分野への進出の足掛かりに、NFTデザインを手がけるRTFKT(アーティファクト)を買収し、そして今、着実に利益を生み出しています。

世界のメタバース市場は調査会社StrategyAnalyticsは予測によれば

  • 2022年に61億ドル(約8,000億円)
  • 2026年までに420億ドル(約5兆4,500億円)

と、4年間で約7倍に急拡大されるとされています

1 Block(ワンブロック) AIR SMOKE 1

開始9分で落札? 日本のバーチャルスニーカー

1 Block AIR SMOKE 1

日本初のデジタルファッションレーベル『1 Block』が手がけるデジタルスニーカ(AIR SMOKE 1)はオープンシー(OPENSEA)ラリブル(RARIBLE)でオークション形式で発売され、当時のレートで約130万円、5ETHでで取り引きされ、話題を攫いました

  • 煙を出す3Dアニメーション
  • 表面のカラーは虹色に変化
  • ソールからは煙が出る演出

デジタルデータである「エアスモーク1」は、フィジカルでは作れないデジタルならでわのクリエイティブの幅を見せてくれました。

このような事例からもデジタルスニーカーは今までにない尖ったデザインが注目されがちですが

実はこれからの社会に変革をもたらす可能性を秘めていることを指し示しています。

世界的にファッション業界の見通しは暗いと言われていますが、デジタルファッションという新しいフロンティアを開拓しマネタイズの形を多様化していくことがファッション業界全体の活気を取り戻す鍵になるのではないでしょうか。

今後、NFTがファッション業界にどのようなインパクトをもたらし、社会にどんな変革をもたらすのか非常に注目です

所有に対する意識の変化

従来のファッションでは、宝石、高級腕時計など物理的に存在するものに価値を置いてきました。

しかしNFT技術の登場によってデジタル上でしか所有できないファッションアイテムに対しても価値を持つことになります

NFTスニーカは怪しい壺?

NFTをよく知らない人からすると『まるで怪しいツボを売りつけているようだ』という声が聞こえてきそうですね。

本来価値のないデジタルデータをNFTというフィルターをかけることでよくわかってない人たち売りつけているんじゃないの?

確かに一部ではそういった事例も見られるのは事実だと思います。

しかしそう言った声に対して本質の部分で『物の価値』を見失っているとも言えて

それは知らず知らず『データを甘くみてるというか、データよりフィジカル(物理)の方が上という思考が刷り込まれているような気がします。

価値の定義をもう一度考えてみましょう

物の価値というのはそもそも需要と供給によって決まります。

誰かにとって要らない物でも、誰かによっては欲しいものである場合があり、その需要と供給のバランスによって物の価値は決まります

例えば物理のスニーカーが特定のハイブランドとコラボして限定200足で販売されたとします
しかしこのスニーカーを購入したい人が1000人いた場合、800人は欲しくても買えないということになりますよね?

需要1000に対して供給200 

800人の買えなかった人たちは2次流通で売り出されるのを待つしかないわけですが
この場合、二次市場では定価の何倍もの価格につり上がっていて、それでも欲しい人たちの間で売買が行われます

ではデジタルスニーカーの場合はどうでしょう?

従来のデジタルデータで売り出したスニーカーの場合、データは無限にコピーできる特性から、

需要1000に対して供給は無限

よって、価値はつきません。値段が上下することもありません

NFTで売り出すとどうでしょう?

NFTは在庫を定義できる特性を持ちますので

この世界に200足と言ったら本当に世界で200足しかありません
購入したい人が1000人いた場合

・需要1000に対して供給200

需要と供給の関係性で言えば物理スニーカーと同等となり2次流通でも同じように価格は釣り上がっていきます

NFTの登場によってデータは本来の価値を取り戻してリアル世界に存在する『物』と同等の価値を有したのです

ファッションをNFTするメリット

デジタルデータをNFTにすることで需要と供給の関係性で言えばフィジカルと同等になりました
ではNFTにすることの意義とはなんでしょう?

先ほど2次流通での売買を例に上げましたが
フィジカル(物理)のファッションアイテムは一度販売したら、二次流通でどれだけ高値で売買されても製作者やクリエイターに収益が還元されることはありません

近年ではヤフオクやメルカリのような便利な二次流通のプラットフォームが出来て活発な二次流通取引が行われていますが

それらの商品がいくら転売されたとしてもプラットフォーム側が儲かるだけでクリエイターには1円も入らない構造です

クリエイターの権利はもっと守られるべきではないでしょうか?

NFTではクリエイター側が二次流通に対するロイヤリティーを設定できるという特徴を持ちます。

例えばロイヤリティーを10%で設定した場合
転売されるたびに売上額の10%がクリエイターに入っていきます。

消費者目線で言うと
どうせ手数料を取られるならプラットフォーム側に払うより、クリエーター側に払いたいと思う人も多いのではないでしょうか?

デジタルファッション(NFT)なら転売に際しても直接、製作者を応援することができるのです。

ファッション業界の闇

ファッション業界の闇としてよくニュースに上がるのが大量廃棄の問題です。

昨年、イギリスの高級ブランドでお馴染みのバーバリーが衣服やアクセサリー、など約41億8000万円相当の売れ残り商品を処分していたことが世界的な問題になりました。

これは過剰在庫が安く売られたり、転売されることでブランドの価値が低下することを防ぐために行われていたようですが、
世界の環境問題に対する意識は年々高まっており今後こういった行為はますます許されなくなっていくでしょう。

さらに過剰在庫の問題に拍車をかけているのがファストファッションの流行です。
価格を抑えるため、製造コストを切り詰め、途上国で労働者に低賃金で作らせる構造で、あらかじめある程度の在庫処分をすることを前提に大量に生産されるようになりました。

デジタルファッションではそもそも物理としての在庫を持ちませんし、価値を落とさない供給量も定義することができます

着るだけではないファッションの楽しみ方を提唱してくれるデジタルファッションは持続可能な新しい可能性になるのではないでしょうか

個人ブランドがパワーを持つ

従来、個人がファッションブランドを展開するとなると、資金調達の面や、在庫を抱えるリスクから簡単ではありませんでした

しかしこれからはインフルエンス力のある個人のデザイナーや、スモールチームがテクノロジーを駆使し、独自のコレクションや独自のプラットフォームを作り、いきなりグローバルにプロダクトを展開することができます。

またNFTにはDAOというコミュニティーのカルチャーがあり個人の発信力を自立分散的に後押ししていける仕組みもあります

人気ブランドを構築できれば広告費をかけずとも世界中に最大速度で広まっていく可能性を秘めています

着れない服を買ってどうするの?

ゲーム内のデジタルファッション

ゲームを思い浮かべてみましょう

ゲームをする人なら、少なからずゲーム内課金によって、キャラクターのアバターや装備の見た目を変更できるゲーム内アイテム『スキン』などを買ったことがある人も多いのではないでしょうか?

『スキン』も立派なデジタルファッションです。

フォートナイトを例に見てもプレイヤーがさまざまなスキンやアバターを購入して、個性豊かなキャラクターのファッションを楽しんでいます

ただ現段階でそれらは閉じた世界の特定のゲーム内だけのアイテムとなります

今後、メタバースの発展とファッションNFTの普及によってゲーム内だけで完結していた価値を外の世界(現実の世界)に持ち出し、まさに限定スニーカーのような二次流通が発生し、デジタルファッション分野の新しい経済圏が出来ていくのではないでしょうか。

世代間による価値観の変化

北米や先進国のZ世代の一部の人たちでは、現実世界よりもゲームの中に居る時間が圧倒的に多く、そこがメインストリームと言っても過言ではありません。

オンラインゲームのフォートナイトだけでも世界で3億人のプレーヤーがいると言われていて、日本の人口の約3倍の経済圏があることがわかります

人気ゲーム、フォートナイトを開発したエピックゲームス創設者のティム・スウィーニー氏はブロックチェーンとNFTが融合したメタバースは「最もありうる方向」と認めています。

面白い調査結果があります
アメリカのZ世代、10代の10人に7人はフィジカルよりデジタルの方が大事だと考えているようで

  • フィジカルは汚れる
  • フィジカルは劣化していく
  • デジタルは劣化もしないし、永遠に価値を保てる

と、考えているようで
Z世代が台頭してくることによって今後さらにデジタルファッションは加速していくのではないでしょうか。

ファッションNFTの将来性

NFTのマーケットプレイスの月額の取引額は、この1年で約3000億円に成長しました。

あのアマゾンですら3000億円まで成長するのに10年かかったと言われています。
NFTのマーケットプレイスは、アマゾンを超えるものすごい速度で成長しているわけです。

そして冒頭でも書いたようにメタバースの急速な発展によって
NFTファッション✖️メタバースには無限の可能性があると感じています。

世界的企業であるNIKEやMetaの一連のニュースからもわかるように一部の企業はその将来性に賭け、すでに動き出しています

VRやARの進化によって100年先の人類が今の人類を見たときに『物理の服を着ている』ことに驚くかもしれませんね。

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